第7話・途中解約するとどうなるの?
ライフちゃん、前回は日本に帰国しても契約は継続できるって話を詳しく聞かせてくれたけど、継続しないで途中解約することもできるの?
生命保険は途中解約することが可能です。年金は年金受給前まで解約が可能となります。年金受給後は解約できないので注意が必要ですね。保険会社やプラン、何年目に解約するかなどによって、解約時の返戻金が変わってきますので、詳細についてはお問い合わせくださいね。
解約返戻金額っていうのは、契約する前に問い合わせても教えてもらえる?
解約時の返戻金は解約日によって日割り計算となるので、正確な金額は解約当日にしかお伝え出来ないですが、ご契約日ベースに満1年ごとの解約返戻金額でしたら、サンプルプランに何年目に解約すると解約返戻金はいくらか、確定した数字が記載されていますので、ご契約前にご確認いただけます。
そうなんだね。はじめから数字が確定しているならわかりやすいね。途中で解約するとやっぱり損をすることになるの?
契約したばかりで解約すると、せっかく節税してもマイナスとなってしまうケースがあります。万が一、帰国などの理由で解約を希望する場合は、積み立てた金額と節税された金額を踏まえて、解約するか継続するか検討した方がいいですね。
元本を超えてから解約を検討すればいいんだね。
はい。それと、事情があってお積立が出来なくなった場合でも、解約をせずに契約を維持したままお積み立てを止めて、満期時に返戻金を受け取ることのできるプランなどもありますよ。
日本に帰国が決まって解約したいけど、まだ元本を超えてない場合は解約しないで契約を維持したほうがいいかもね?
そうですね。お積み立ての途中で日本に帰国が決まったからといって、解約するのはもったいないです。同じ積立額でも、解約するのと、積み立てた分だけ満期まで保険会社で運用するのとでは、返戻金が大きく変わってきます。それと、残りのお積立金額を1回でまとめて払って、満期まで置いておく事ができるプランもありますよ。
残りを1回で払えるなら日本から積立金を支払う必要なく契約を維持できるね。
はい。帰国後は節税効果もなくなりますので、帰国のタイミングで残りのお積立金を1回で支払うのもおすすめですよ。解約して日本の銀行に預けておくよりも、確実にリターンが大きいです。
確かに、そのほうが良さそうだね!日本の銀行は金利が少ないもんね。その点、タイの銀行はどうなんだろう?
タイの銀行は日本より金利が高いですね。
そうだよね?タイの銀行の定期預金に預けておくのと、保険に入るの、どっちがお得なのかな?
タイの定期預金も色々ありますよね。では、次回はタイの銀行に預けるのと、保険に加入するのはどちらがいいのか?についてお話ししましょう!